そもそもアレルギーってなに?

私たちの身体には、外から入ってきた異物を排除しようとすつ「免疫」という機能が備わっています。「免疫」は、本来、細菌やウイルスから身体を守ってくれる大切な仕組みです。
ところが、この「免疫」がダニや花粉など、身の回りにある通常は身体に害のないものに過剰に反応してしまうことがあります。これがアレルギーです。
アレルギーを起こしやすい体質は遺伝することがあります。

原因を知ること、それがアレルギー治療の第一歩

くしゃみ、鼻水、鼻づまり・・・あなたやお子さんが悩まされている症状は、実はアレルギーかもしれません。アレルギーを引き起こす原因アレルゲンを人によって様々です。
アレルゲンによって注意が必要な時期や対策が異なりますので、あなたのアレルギーの原因を知ることが大切です。
お薬での治療とアレルゲンを除去・回避するセルフケアによって、症状が軽くなることが期待されます。

このような方は医師・スタッフまでご相談ください!

・アレルギーの原因を知りたい方
・今まで一度もアレルギー検査を受けたことのない方
・今日結果を知りたい方
・スギやダニの免疫療法を今日開始したい方
・多忙や遠方のため頻回の来院が難しい方
・注射が苦手な方
・静脈採血が困難なお子さん

39種類を一度に調べられるアレルギー検査


多項目同時検査とは?

一度に多くのアレルゲンを調べられる検査です。
花粉症、鼻炎、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどの原因となる代表的なアレルゲン(ダニ・スギ・ペット・ガ・卵・ミルク・小麦・ナッツ類・果物など)の39種類を一度に調べることができる検査があります。
アレルギーかもしれないけど、何が原因がわからない場合には、多項目同時検査が役に立つかもしれません。


測定アレルゲン

主要な食物アレルゲンや、季節的な花粉、室内のアレルゲン(カビやペットの毛など)を一度に調べることができます。
「食物系」アレルゲンは、消費者庁の定める加工食品の表示義務項目・表示推奨項目1)*を含む20種類を測定します。(*下表の青字アレルゲン)
「吸入系」「その他」アレルゲンは、春の代表的花粉であるスギ・ヒノキや夏から秋の花粉であるイネ科・雑草のほか、室内アレルゲンなどを含む19種類を測定します。

指先からの採血により20分でわかるアレルギー検査

この検査は、スギ花粉やダニ、イヌやネコのフケなど、みなさんの目に入ってしまったり吸い込んでしまう可能性のあるアレルゲンに反応する「IgE」という抗体がからだの中にあるかどうかを調べるためのものです。

注射器を使いませんので、お子様も簡単に検査できます。

検査の流れ

※アレルギーの原因は血液検査の結果を参考に、医師が総合的に判断します。


測定アレルゲン

ハウスダスト(室内塵)の中のアレルゲンにはダニやペット類(ネコやイヌのフケ)が含まれています。
複数の花粉に対して反応を示す場合は、年間を通じて症状が出る場合もあります。

詳しくは、Thermo Fisher SCIENTIFIC をご覧ください。